2026.05.17 公開 / 読了時間 約5分
結論
36Vマルチボルト+200N・mの本気プロモデル
HiKOKIの36Vマルチボルト機。最大締付トルク200N・mで18V機より一段上の打撃力。LEDは前モデル比3倍の9灯で「強/中/弱」3段切替。オートスロー機能でナット脱落防止も可能。マルチボルトバッテリーは18V/36V自動切替対応で、HiKOKI18V資産もそのまま使える設計。価格は本体¥38,500〜・セット¥55,000〜とプレミアム帯。
HiKOKI / ハイコーキ
WH36DD マルチボルト 36Vコードレスインパクトドライバ
¥38,500〜(本体)/ ¥55,000〜(フルセット)
- 電圧
- 36V(マルチボルト・18V/36V自動切替)
- 最大締付トルク
- 200 N・m
- 打撃モード
- 5段
- LED
- 9灯(前モデル3灯から増灯)+ 強/中/弱切替
- オートスロー機能
- 搭載(ボルト単発逆転でナット脱落防止)
- バッテリー
- 36V 2.5Ah / 18V 5Ah
- 重量
- 約1.6kg(バッテリ込)
- 発売
- 2024年2月
スコア評価
200N・mで18V機より一段上のパワー。長ビス・アンカーボルトもこなす。
9灯LEDで影が出にくい。3段階の明るさ切替も実用的。
5段打撃モード+オートスローで微調整しやすい。慣れに時間少し必要。
セット¥55,000〜と高価格帯。マルチボルト規格の代償。
メリット・デメリット
✅ メリット
- 200N・mの最大トルクで長ビス・ボルト作業がスムーズ
- 9灯LEDで影が消え、暗所作業の見やすさ向上
- オートスロー機能でナット脱落防止、効率UP
- マルチボルト(18V/36V自動切替)でHiKOKI18V電池も流用可
- 5段打撃モードで木材から金属まで幅広く対応
- サッシ枠・テクスビス等の微妙な締め加減も得意
⚠ デメリット
- セット¥55,000〜とハイエンド価格帯
- マルチボルトバッテリー(36V 2.5Ah)は18V 5Ah比で重め
- 他メーカー(マキタ等)の電池とは非互換
- 9灯LEDは便利だが、消費電力に影響あり
- 本体1.6kgはマキタTD173D(1.5kg)よりわずかに重い
- 5段モードは慣れるまで設定の使い分けに迷う
現場で使った感想
▼ 初めて使った日の印象(鉄骨下地施工現場)
鉄骨下地への120mmコーススレッド連打で投入。36Vの絶対パワーは18V機と明らかに違い、ビスが「スッと吸い込まれる」感覚。9灯LEDの明るさも噂通りで、暗いダクトスペースでも陰なく作業できました。マルチボルトの自動切替は意識せず使えるのが地味に便利。
▼ 1ヶ月使い続けてわかったこと
200N・mトルクは長ビス・150mm以上の作業で真価。短ビス中心の現場では18V機との差は感じにくい。むしろ便利なのはオートスロー機能で、ナット外しで「最後の一回転だけ低速」になりナットがコロッと落ちる事故が無くなりました。
▼ 失敗談・困ったこと
5段打撃モードを覚えるまでに2週間。「強モード」で薄板のテクスビスを打ったらビス頭を割ったことが数回。慣れれば自然に「弱→中→強」で使い分けるようになります。あとマルチボルトバッテリーが地味に重く、長時間使用で前モデルより腕に来る感覚。
▼ 一緒に働く職人仲間の反応
鉄骨屋・電気工事士の同僚から「200N・mは別世界」と評価高い。9灯LEDは「天井裏で神」と複数人から好評。マキタ派とHiKOKI派の派閥争いはあれど、性能としてはほぼ互角という認識が広まっています。
▼ 短期使用感(2026年5月時点)
1ヶ月使用で性能劣化なし。マルチボルトバッテリーの寿命次第ですが、HiKOKIはサポート体制も良いので長期所有しやすい印象。次世代モデル登場まで現役で使える完成度です。
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※価格・在庫は変動します。最新情報は各販売店ページでご確認ください。
よくある質問
Qマキタ TD173Dと迷ったら?
A.性能差は誤差レベル。「既に持っている電池ブランドを継続」が最大の判断基準。HiKOKI 18V電池があるならWH36DD、マキタ18V電池があるならTD173Dが正解です。
Qマルチボルトバッテリーは何が便利?
A.1個のバッテリーで18V製品/36V製品の両方が使える点。HiKOKI18Vの旧資産(インパクト・丸ノコなど)と36V新製品を組み合わせる時に、バッテリーを共通化できます。
Qオートスローはどう使う?
A.ボルト・ナット脱着時の最終段階でモーター回転が落ちる機能。ナットが緩んだ瞬間に飛ばないので、高所作業や精密機器周りで便利。デフォルトでONなのでそのまま使えます。
Q18V電池でも動く?
A.動きます。マルチボルトバッテリーが装着時、自動的に36V出力。18V電池装着時は18V出力で動作(最大トルクは低下)。緊急時の予備電池運用も可能です。
Qバッテリー寿命はどれくらい?
A.リチウムイオンの一般的な寿命は500〜800サイクル。1日10〜20回充電するプロ使用で2〜3年が買い替え目安。マルチボルトは18Vより容量大きいぶん、寿命までの実使用時間は長めです。
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同じカテゴリの他モデルも順次レビュー予定です。


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